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居酒屋 風霞

居酒屋 風霞

思春期

家には中学2年の息子がいます。
只今思春期の真っ只中といったところでしょうか・・・
まだ、幼い部分もありますが、やはり最近は難しいな・・と思う面が
多々出てきています。
自分にも経験がありますが、この頃と言うのはとにかく親がうざったく感じたり
イライラが増えたりするもの・・・
でも、だからと言って一切を放任してしまうわけには行きません。
大人になろうとしている彼等にどう対処しうまく手助けをしてやれるかが
問題になってきます。
とかく親の方も感情的になり勝ちですが、思春期という時期をもう一度
見つめ、理解しアドバイザーになれる様になっていきたいものです。

 (^-^)思春期を理解しよう

1.思春期とはなんだ~自分探しの航海~

○「普通の子ども」像を押し付けるのではなく、
  子どもは一人一人違うということを認め、
  肩の力を抜いて素直に子どもと向き合うことが重要

○ 思春期(12歳~18歳)の子どもたちは、子どもたち自身の心や
  身体の変化や揺れとともに、友人関係、地域社会、
  マスメディアなど周囲の変化や揺れにもさらされている

○ 変化と揺れを繰り返しながら、子どもは自分や世の中を鋭い感性で眺め、
  自分なりに試し、ぶつかり、体得して大人になっていく

○ 子どもの危機は大人になるために必要不可欠な要素であり、
  危機にぶつかることは、子どもが大人になるための必然の過程

○ 親の使命は、子どもの危機に寄り添い、
  大人となるための次の3つの力を身につけ自力で生きていくようにさせること
   ・自己決定能力:自分や社会に関わることを自分で決める
   ・自己責任能力:自分で責任を取る
   ・自己選択能力:間違いのない決定や選択ができるよう、
    大人の知恵を身につけておく

2.思春期の姿~変わり行く航海の日々~

○ 思春期の子どもたちの心や体の変化は毎日のように生じるため、
  子どもの発達段階を踏まえて優しさと厳しさのバランスが
  取れた向き合い方を心がける



 (^o^)家族を考えよう

1.家族とはなんだ~小舟と親船を結ぶ固い絆~

○ 子どもが大人になるのを支える力のうち、最も大きい力は家族であり、
  親子の絆を普段からしっかりと結ぶことが必要

2.子どもと向き合う家族~小舟の成長と親船の変化~

○ 子どもと向き合うために忘れてはならない3つの原則
  子どもは自分自身の人格を持つ大人になる
  子どもを大人にするのは、親の承認が一番
  親と子の向き合いを通して、豊かな情感や社会的規範を育てる

3.現代家族の行方~小舟と親船が一緒に走ることの大切さ~

○ 子どもの危機は親の危機でもあり、家族全体の危機でもあるが、
  一方で家族の  危機は、家族の結びつきを強くする機会でもある


 V(^0^)子どもの「危機」と向き合うために

1.現代の危機の姿

○ 最近の子どもたちの危機についての3つの特徴
 ・危機の一般化・複雑化
 ・危機の無自覚化
 ・危機の深刻化

2.子どもの危機に取り組むための家族行動プログラム
 子どもが危機から脱出する家族行動プログラムの流れ

○ 子どもの危機を乗り越えるための4つの手法
  子どもと十分なコミュニケーションを取り合い、
  その存在を認めること
 (特に、きちんとした言葉によるコミュニケーションが大切)
  子どもの危機から逃げずに、しっかりと問題に向き合うこと
  夫婦関係をはじめ家族の絆について見直すこと
  問題がはっきりと出た子どもには、しっかりと専門の方々と手を組むこと

3.被害者となった子どもに向き合う

○ 子どもに寄り添い、時間をかけて心的外傷(トラウマ)の克服に努めること

○ ストーカー行為には、毅然とした態度で対応し、
  勇気を出して警察に相談すること

4.医療機関の支援を必要とするとき

○ 思春期に問題行動を起こす子どものうち、
  親のかかわりや配慮だけでは解決が困難な場合
 (精神疾患やADHD、アスペルガー症候群など)がある

○ 子どもの行動のいくつかに異常が感じられる場合は、
  早めに専門の医療機関に相談し、学校とも十分な連携を図って
  注意深く対応していくこと



 \(~o~)思春期の子どもの危機事例

1.ちょっと困ったなあ、という行動(前問題行動)

○ 大人が社会的な問題とするには少しためらうが、
  親として問題視したくなる行動
   ・チックを起こした小学生
   ・登校を渋る中学生
   ・人間関係のトラブルの絶えない高校生など4事例

2.何とかしなくてはと不安に思う行動(非社会的問題行動)
 
○ 子どもが社会から離れざるを得ないことから生じる様々な問題行動
    ・父親の単身赴任をきっかけに不登校に陥った中学生
    ・息切れを起こしてひきこもる高校生
    ・他人への恐怖から過食症になった19歳
    ・ひきこもり、家庭内暴力をふるう22歳など7事例

3.これは許されない、という行動(反社会的問題行動)
 
○ 子どもが暴力などの非合法な手立てを持って社会に
     反発していくことから生じる様々な問題行動
   
   ・恐喝窃盗を行う中学生
   ・金属バットで対教師暴力を行った中学生
   ・「援助交際」をしていた高校生
   ・暴走行為で気分を晴らす高校生
   ・殺人未遂を犯した高校生 など10事例


  *思春期には様々な壁に遭遇し、悩みもがく事が多いものです。
   小さな要因が大きな事件にもつながりかねないません
   我々大人がしっかりとナビゲートしてあげれる様に
   頑張りましょうe(^。^)g_!!


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